ダンサーにとって、スピーカーはマストアイテムです。ダンス練習やイベントなど、スピーカーを使って音楽を流すシーンは多くあります。
とはいえ、スピーカーの種類が多すぎて「どれを選べば良いのかわからない」と悩んでいる方もいるでしょう。
そこで、この記事では、スピーカー選びで重視したいポイントや、ダンス用スピーカーの接続方法を解説します。どんなスピーカーがダンス用にはおすすめなのか知りたい方は、最後まで読んで参考にしてください。
ダンス用スピーカーの接続方法【Bluetooth接続がおすすめ】
最近、スピーカーの多くは「有線」または「Bluetooth」を利用して、スマートフォンやオーディオ機器との接続が可能です。
ただし、接続方法によって用意するものや注意点が異なるので、スピーカーを選ぶ前にその違いを知っておきましょう。
ここでは、ダンス用スピーカーの接続方法を詳しく紹介します。
有線接続
有線接続は、AUXなどのコードを通じてスマートフォンなどと接続する方法です。
コードをスマートフォンにつなげるだけで音楽を流せます。
しかし、イヤホンジャックがないスマートフォンと接続する場合は、変換器とコードを用意する必要があります。また、有線のためスピーカーから離れられないうえに、用意するものが多いのが難点です。
そのため、有線接続への強いこだわりがなければ、次に紹介するBluetooth接続をおすすめします。
Bluetooth接続
Bluetooth接続は、無線でスマートフォンやオーディオ機器などと接続する方法です。
例えば、スピーカーとスマートフォンの両方がBluetooth接続に対応していれば、無線で音楽を再生することができます。
Bluetooth接続ならスピーカーから離れても操作が行えるので、練習中の無駄な移動が不要になります。
初期設定としてスピーカーと接続する機器のペアリングは必要ですが、次からはボタン1つ押せば自動で接続できるので便利です。
ダンス用スピーカー選びで重視したい7つのポイント
ダンス用スピーカーの接続方法は、「Bluetooth接続」が良いことがわかりました。しかし、Bluetooth搭載のスピーカーには多くの種類があり、「どうやって選べば良いの?」と困ってしまう方もいるかもしれません。
ダンス用スピーカー選びで失敗しないためには、性能や利便性などの基準を満たしたうえで購入を決めることが大切です。
ここでは、ダンス用スピーカー選びで重視したいポイントを詳しく紹介します。
バッテリーの持ち
ダンス用スピーカーには、バッテリーの持ちが良いものを選びましょう。
最近のポータブルスピーカーはバッテリー式のものが多いので、駆動時間が短いスピーカーの場合は、練習中にバッテリー切れになるリスクがあります。
練習中ならまだしも、イベントなど人前で踊っている最中にバッテリー切れになってしまったら致命的です。
急なバッテリー切れを防ぐためにも、できるだけ長い時間、音楽を流せるスピーカーを購入しましょう。
電源方法
ダンス用スピーカーを選ぶ際は、電源が充電式か電池式かを確認しましょう。
充電式であれば、USBケーブルに接続して充電ができます。電池が必要ない分、軽量で持ち運びに便利です。
しかし出先で充電する場合には、モバイルバッテリーを持っていかなくてはいけません。
一方の電池式であれば、USBケーブルがなくても手軽に使えます。
電池が切れた際は、電池を交換さえすればすぐに使えるので、急にバッテリーが切れても安心です。
ただし、電池式は重量があるので、持ち運びにはあまり向いていません。なお、近年は充電式のスピーカーが主流となっているので、電池式スピーカーの製品は限られています。
充電速度
充電式スピーカーの場合は、充電速度も重視しましょう。
急いでいるときは、充電が100%になるまで待っている時間がありません。
そのため、短時間で充電可能な充電速度の速いスピーカーを選んでおくと安心です。
出力ワット数
ダンス用には、出力ワット数が高いスピーカーがおすすめです。ワット数とは、スピーカーから出力される音量の数値を指します。
ワット数が大きいほど大きな音を出せるため、広い空間でのダンス練習やイベントにも対応可能です。
ワット数の目安は、室内なら5W〜10W、屋外や体育館なら20W〜30Wほどあれば、音量に困ることはないでしょう。
音質
スピーカーを選ぶ際は、音質は最優先ではありません。ある程度の音質で割り切って良いでしょう。ダンスの練習用ではリズムが取れればある程度OKって面があります。
ただ、動画にしたい場合などは良いものを選びましょう。
動画は音質がそこそこ大事です。
音質の悪いスピーカーは、音が割れたり音がこもったりしてクリアに楽曲が聞こえません。
音質が悪いと動画を観に来てくれた視聴者にも不快感を与えてしまいます。動画撮影用の場合は、スピーカーの音質には細心の注意を払いましょう。
サイズと重量
スピーカーを選ぶ際は、サイズと重量に着目するのも大切です。
鞄に入れられる大きさのスピーカーなら、遠出する場合でも気軽に持っていけるので、音楽を流して練習やリハーサルが行えます。
コンパクトなスピーカーだからといって、大きいスピーカーより性能が劣るわけではないので安心してください。
防水機能
野外でも使えるように、防水機能付きのスピーカーだと安心です。
防水でないスピーカーと比べると、多少価格は高くなる傾向にあります。
しかし、水に濡れて壊れた場合の修理費や買い直す費用を考えると、初めから防水機能付きのスピーカーを購入したほうが得策かもしれません。
スピーカーを使う際は周りへの配慮が大事
スピーカーを使う際は大音量の音楽が流れるので、周りへの配慮が大事です。
スピーカー音は屋外だけではなく、屋内で流す場合にも意外と広範囲に響き渡ります。
明け方や夜間のスピーカー使用は避けたほうが無難です。
イベントなどで1日音楽をかけ続ける必要があるときは、事前に近隣住民に開催日時を伝えておくと親切です。
近隣住民とトラブルにならないためにも、スピーカーを使用する時間帯や音量にはくれぐれも注意しましょう。
性能・利便性の良いスピーカーでダンス練習をしよう!
この記事では、スピーカー選びで重視したいポイントや、ダンス用スピーカーの接続方法を解説しました。
ダンサーにとって、スピーカーは欠かせないアイテムです。
スピーカーを1つ持っておけば、ダンス練習やイベントなどで音楽を流す際に重宝します。
また、スピーカーの多くはBluetoothが搭載されているため、スマートフォンやオーディオ機器と簡単に無線で接続可能です。
ダンス用スピーカーを選ぶ際は、バッテリーや音量、音質、重量などの性能や利便性を基準に決めることが重要です。
良質なスピーカーを選び、気持ち良くダンスの練習をしましょう。
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