ダンスバトルのルール!反則は?覚えておきたい基礎知識

ダンスバトルは、自分の実力を試す最適な機会です。

ダンスバトルで良い結果を出すためには、しっかりルールを把握しておく必要があります。

とはいえ、「ダンスバトルのルールがよくわからない」と不安に思っている方もいるでしょう。

そこでこの記事では、ダンスバトルの基礎知識や基本ルール、ダンスバトルのジャッジ方法を紹介します。

ダンスバトルに興味があるけど、なかなか一歩を踏み出せないでいる方は、最後まで読んで参考にしてください。

目次

ダンスバトルの基礎知識

そもそもダンスバトルとは、どのような競技なのでしょうか。

ここでは、ダンスバトルの基礎知識を詳しく紹介します。ルールを覚える前に、頭に入れておきましょう。

ダンスバトルとは?【ダンスの優劣を決める競技】

ダンスバトルとは、DJが選曲した曲に合わせて踊り、ダンスの優劣を決める競技です。ダンサーは、個人またはチームを結成して出場できます。

1970年代のアメリカでギャング同士の抗争が起きた際に、暴力や拳銃の代わりにダンスによるバトルが行われていたのが起源です。

現在はヒップホップをはじめ、さまざまなジャンルでダンスバトルが開催されています。

ダンスバトルには大きく分けて、「対面式バトル」と「サークル形式バトル」の2つの種類があります。

対面式は対戦相手と向かい合って踊る方法で、一方のサークル形式は複数人で円形を作り審査員のほうを向きながら円の中心で踊る方法です。

ダンスバトルの基本的な流れ

ダンスバトルの対戦形式は、イベントや大会ごとに異なります。ここでは、一般的なダンスバトルの流れを見ていきましょう。

まず、2組のうちどちらかのダンサーまたはチームが、

  • 決まった一連の動作を繰り返す「ルーティン」
  • 自由に踊る「フリースタイル」

から1つを選択して披露します。

ただし、先行の対戦相手がルーティンを披露したからといって、自分たちもルーティンを披露する必要はありません。

イベントのルールに反しない限り、各ラウンドで何をするかはそれぞれ自由です。

ダンスバトルでは1対1の場合でもチーム同士の場合でも、ダンサーがフロアの中央に出て交互にダンス技を披露します。ダンサーが交互に踊る回数は、イベントや大会ごとに異なります

ダンサーたちが決められたラウンド数を無事終えると、判定に移りジャッジが行われる流れです。

トーナメント形式になっているので、勝者は次のラウンドに進みますが、敗者は負けたらそこまでとなります。

以上の流れが繰り返され、最後まで残ったダンサーが優勝となります。

ダンスバトルの基本ルール

ダンスバトルには、さまざまなルールがあります。ダンスバトルで良い結果を出すためには、しっかりとルールを把握しておきましょう。

ここでは、ダンスバトルの基本ルールを詳しく紹介します。

ダンスバトルの基本ルール①|流れる音楽に合わせて即興で踊る

ダンスバトルでは、DJがかける音楽に合わせて即興で踊るのがルールです。ダンスバトル当日まで、どのような曲で踊るのかはわかりません。そのため、曲のイメージをその場で素早くつかみ、表現する能力が求められます。

日頃の練習量や振付のレパートリー、幅広い音楽の知識などが勝敗を決めるといっても過言ではありません。

普段からさまざまなジャンルの音楽に触れ、音楽に合わせて身体を動かす練習をしておくと安心です。

ダンスバトルの基本ルール②|決められた人数で踊る

大会やイベントによって、ダンスバトルの人数制限は異なります。

例えば、1対1で行う「ソロバトル」の場合、人数制限は1人です。

5対5で行う「クルーバトル」の場合、人数制限は1チーム5人となります。

ただし、クルーバトルの人数制限が「1チーム3〜5人まで」というルールであれば、必ずしも5人そろう必要はありません

有名ユーチューバーが1人で大会に出ている動画などもありますね。

また、ダンスバトルの種類によっても人数制限があります。サークル形式のダンスバトルの場合は、1つのサークルにつき10人前後の人数になるのが一般的です。

いずれも、出場するダンスバトルのルールに則り、決められた人数で踊りましょう。

ダンスバトルの基本ルール③|時間制限内に踊り終える

ダンスバトルの大会やイベントによっては、制限時間が設けられています。

ダンサーの1つの動きに対して「制限時間〇〇秒まで」と細かいルールがある場合は、制限時間内に踊り終える必要があるのです。

制限時間を超えてしまったパフォーマンスは、審査の対象外になります。

最悪の場合、時間を守らなかったという理由により、失格になる可能性があるので注意が必要です。

踊りながら時間配分を意識して、与えられた制限時間のなかで最高のパフォーマンスができるようにしましょう。

ダンスバトルの基本ルール④|対戦相手の身体に触れる行為はNG

ダンスバトルでは、相手の身体に触れる行為はルールで禁止されています。対戦相手を殴ったり蹴ったりする暴力はもってのほか、触れるだけでもNG行為です。

また、相手に直接触れていないものの、帽子など相手が身につけているものを取る行為もいけません。

ダンスバトル中は勝ちたい気持ちでつい熱くなり、ルールを忘れがちです。しかし、失格にならないためにも、冷静さを保ちつつルールに則って競技をする必要があります。

対戦相手が挑発してきたとしても、こちらから手を出さないようにしましょう

ダンスバトルのジャッジ方法

ダンスバトルの勝敗の判定をするジャッジ(審査員)は、ダンス業界を牽引しているトップクラスのダンサーや業界関係者が務める場合が多いです。

通常、ダンスバトルのジャッジは引き分けを避けるために奇数で構成されます。各ジャッジの投票回数はバトルにつき1票で、最多得票数を獲得したダンサーまたはチームが勝ちです。

ダンスバトルの勝敗を決める明確な基準はありませんが、参考までに以下のような要素が重視されます。

【ダンスバトルで重視される要素】

  • 音楽にのれているか:流れている音楽に合わせて身体を動かす能力があるかチェックされる
  • 技術力:ダンスの技の難易度をチェックされる
  • 表現力:音楽を表現する能力があるかチェックされる
  • 構成:振付の構成レベルをチェックされる
  • 戦術性:ダンスバトルに勝利するために戦術が施されているかチェックされる

   など

しかし、上記の要素を重視したうえで、最後はジャッジの感性や好みによって勝敗が決まるのが一般的です。

要するに、ジャッジにダンスを気に入られれば、自分よりもダンス経験が豊富で技術力が高い対戦相手に勝つ可能性も大いにあります。それもまた、ダンスバトルの醍醐味の一つです。

まとめ【ルールを把握してダンスバトルに挑戦しよう】

この記事では、ダンスバトルの基礎知識や基本ルール、ダンスバトルのジャッジ方法を紹介しました。

ダンスバトルとは、個人またはチームでDJが選曲した曲に合わせて即興で踊り、ダンスの優劣を決める競技です。ダンスバトルのルールは出場する大会やイベントによって違うので、反則にならないためにも事前に把握しておく必要があります。

ダンスバトルの基本的な流れとルールさえ一度頭に入れてしまえば、あとはのびのびと踊るだけです。

ダンスバトルは自分のダンスの実力を試す貴重な機会なので、勇気を出してエントリーしてみましょう。

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