今やK-POPは、世界中で人気の高いダンスジャンルとして認知されています。
しかし、注目を浴びているのはキレのあるダンスだけではありません。華やかさが際立つK-POPアーティストたちのビジュアルも、人気の理由の一つです。
K-POPダンス初心者のなかには、「K-POPアーティストのようなメイクをして踊りたい」と憧れを抱いている方も多いでしょう。
そこでこの記事では、K-POPダンスに映えるメイク法とテクニック、K-POPダンスメイクのポイントを紹介します。
K-POPアーティストのようなステージ映えする顔を手に入れたい方は、最後まで読んで参考にしてください。
【パーツ別】K-POPダンスに映えるメイク法とテクニック
そもそも「K-POPメイク」とは、どのような特徴があるメイクなのでしょうか。
なんとなくイメージはあるものの、具体的にはどのような点を意識すればいいかわからない方も多いかもしれません。
ここではK-POPダンスに映えるメイク法とテクニックをパーツ別に詳しく紹介します。
K-POPメイクや美容の流行は移り変わりが激しいので、その時々の最新トレンドを押さえておきましょう。
ベースメイク|自然なツヤ感のあるセミマット肌
みずみずしいツヤ肌がK-POPメイクの長年のトレンドでした。
しかし、近年は自然なツヤ感のあるセミマット肌が注目を浴びています。毛穴レスの陶器肌に仕上げるのが、K-POPメイクの次なるトレンドになるでしょう。
セミマットな肌に見せるためには、化粧下地をつけたあとに大きめのブラシでお粉をとって、ふんわりと顔にのせるのがポイントです。
K-POPアーティストたちはなんといっても白い肌がシンボルなので、トーンアップ効果のある化粧下地を仕込む方法は従来のトレンドと変わりはありません。
顔と首の色の境目ができないよう、首やデコルテにもトーンアップクリームを塗りましょう。
輪郭メイク|立体感のある小顔
立体感のある小顔に見せてくれるシェーディングとハイライトを活用したメイク法は、K-POPアーティストたちのメイクでよく使われています。
舞台でも映えるビジュアルを手に入れるには、メイクで陰影をつけて顔にメリハリを出すのがポイントです。
シェーディングパウダーはつけるパーツによって、以下のような効果が期待できます。
ベースメイクの仕上げにハイライトを入れれば陶器肌にツヤ感が出て、より憧れのK-POPアーティストのビジュアルに近づくでしょう。
ただし、ハイライトは入れ方を間違えると、かえってコンプレックスの丸顔や面長が目立ってしまうので注意が必要です。
丸顔の方は鼻筋と鼻先だけに、面長な方は鼻先だけにハイライトを入れると立体感のある小顔に見えます。
チークメイク|ツヤを抑えた質感
K-POPメイクのチークは、ツヤ感を抑えた質感に仕上げましょう。グリッターが入ったアイメイクが流行っているので、チークはナチュラルな色合みを選びバランスをとるのがポイントです。
肌なじみの良いオレンジ系やピンク系であれば、自然な血色感が出てどんなメイクとも合います。
また、チークは広めに入れるとキュートで新鮮な印象になります。下まぶたまでチークを入れれば、気になる目元のくすみやクマを飛ばす効果が期待できるでしょう。
チークを塗る際はブラシでそのまま肌に塗るのではなく、一旦手の甲やティッシュなどを使ってなじませてから頬につけると、チークのつけ過ぎを防げます。
その後、頬の内側からはたくように楕円状にチークをのせるとキレイな仕上がりになります。
アイブロウ|自眉を活かしたふんわり自然な毛流れ
K-POPアーティストのビジュアルに近づくためには、眉毛がポイントです。
K-POPメイクと言えば、真っ直ぐに整った平行眉のイメージが定着していますが、自然なアーチ形の眉を取り入れているK-POPアーティストが徐々に増えてきています。
いずれも自眉を活かした自然な形に仕上げることで、一気にK-POPアーティスト風のメイクになります。
アイブロウペンシルやアイブロウパウダー、眉マスカラなどのアイテムを使って、ふんわり自然な毛流れを意識しましょう。
K-POPアイブロウメイクの詳しいやり方は、以下のとおりです。
【K-POPアイブロウメイクのやり方】
まず、アイブロウペンシルで眉毛の輪郭を決める
自眉が足りない部分はアイブロウペンシルで毛流れに沿って描く
アイブロウパウダーで眉毛の隙間を埋める
眉マスカラで毛流れと色合いを整える
【K-POPアイブロウメイクのワンポイントテクニック】
・アイブロウペンシルは髪色と同色のものを使う
・アイブロウパウダーで眉毛の隙間を埋めるときは、輪郭をはみ出さないようにする
・眉頭はパウダーをのせ過ぎないようにすると自然な仕上がりになる
・眉マスカラは地肌につかないように注意する
・仕上げの眉マスカラは一度毛を逆立ててから毛流れを整えると塗りやすい
アイメイク|ラメ感と切れ長の目元
アイメイクは、切れ長で涼しげな目元に仕上げるのが最近のK-POPメイクの特徴です。
単色のアイシャドウで目元に陰影をつけて、仕上げにラメ感をプラスして華やかさを演出します。目尻より少しオーバーにアイラインを引き、スッキリとした切れ長の目元を目指しましょう。
K-POPアイドルに人気の涙袋メイクを取り入れれば、目元が一気に華やかな印象になります。マスカラでアイメイクを仕上げれば、K-POPアイメイクの完成です。
K-POPアイメイクの詳しいやり方は、以下のとおりです。
【K-POPアイメイクのやり方】
薄めのアイシャドウをアイホール全体につける
下まぶたにも同色のアイシャドウをつける
濃い色のアイシャドウをアイホールに重ねづけする
さらに濃い色のアイシャドウを目尻側に重ねづけする
下まぶたの目尻側にも同様に重ねづけする
好みに合わせてアイラインは目頭から引くか、目尻だけに引く
ラメ感の強いアイシャドウで涙袋を描く
アイラッシュでまつ毛をしっかり上げたら、マスカラをまつ毛の根本から塗る
【K-POPアイメイクのワンポイントテクニック】
・アイシャドウは彫りが深く見えるブラウン系がおすすめ
・目尻に濃い色のアイシャドウをのせるとタレ目に見せられる
・涙袋を描くときは、コンシーラーで下まぶたの色を整えてから塗るとクマに見えない
リップメイク|マットな質感のワンカラー
マットな質感のワンカラーが、最近のK-POPリップメイクの主流です。
柔らかい色つきのリップであれば輪郭を縁取る必要はなく、ふんわりぼかすと自然な血色感を出せます。あえてオーバーリップや厚めに仕上げて、女性らしさを出すのもよいでしょう。
乾燥した唇だとキレイに色がつかないので、リップを塗る前はリップクリームなどで唇が潤った状態にします。
また、コンシーラーで唇の血色を消してから、リップをオンするとリップの色がくすみません。
K-POPダンスメイクの3つのポイント
K-POPダンスの舞台用のメイクをする際は、以下のポイントを押さえましょう。
ここでは、K-POPダンスメイクのポイントを詳しく紹介します。
踊る曲のイメージや衣装カラーに合ったメイクをする
K-POPダンスを踊る際のメイクは、使用する曲のイメージや衣装カラーに合ったメイクを意識しましょう。色味などをそろえることで、外見に統一感が出ます。
ダンスは観客に見てもらうものなので、外見を磨くこともパフォーマンスの一つです。外見に気を配っているダンサーのほうが、そうではないダンサーよりもダンスが上手く見えます。
全体のメイクは普段よりも濃くする
イベントなどでK-POPダンスを踊る際は、全体のメイクを普段よりも濃くするのがポイントです。
舞台は観客から離れているうえに暗いので、薄いメイクだと顔の表情がよく見えません。
また、ステージではスポットライトなどでメイクが光飛びするので、顔が薄く見えてしまいます。
以上の理由から、K-POPメイクは「少し濃すぎるかな」と思うくらいで問題ありません。
汗でも崩れにくいコスメを使う
ダンスは1曲踊るだけでも大量の汗をかくので、メイクが崩れやすいものです。せっかくかわいらしいK-POPダンスを踊っているのに、メイクがよれてぐちゃぐちゃだと残念な印象になりかねません。
そんな事態を避けるためにも、汗でも崩れにくいウォータープルーフのメイクアイテムを使うのをおすすめします。
まとめ【メイクで憧れのK-POPアーティストに近づこう】
この記事では、K-POPダンスに映えるメイク法とテクニック、K-POPダンスメイクのポイントを紹介しました。
K-POPメイクは、ツヤ感のあるセミマット肌に立体感のある小顔、自眉を活かした自然なアイブロウにラメ感と切れ長の目元が特徴です。さらに、血色感のあるチークとリップをつければ、華やかさが際立ちます。
K-POPメイクは流行の移り変わりが激しいので、その時々の最新トレンドを押さえておきましょう。
今回紹介したK-POPダンスに映えるメイク法とテクニックをマスターすれば、憧れのK-POPアーティストのビジュアルに近づきます。
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