ダンスの練習は、スタジオや体育館、野外などでしかできないものだと思っている方も多いでしょう。しかし、身近な場所を上手く活用すれば、練習場所の選択肢が広がります。その代表格として、カラオケボックスがおすすめです。
とはいえ、「本当にカラオケボックスでダンスの練習ができるの?」「カラオケボックスで練習するイメージがつかない」と不安に思っている方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、カラオケボックスでダンス練習をするメリットとデメリットを紹介します。ダンスの練習場所に困っている方は、最後まで読んで参考にしてください。
カラオケボックスの用途の幅が広がっている【店舗によってはダンス練習も可】
そもそも、歌を歌うのがメインのカラオケボックスでダンス練習ができるのでしょうか。結論から述べると、店舗によりますがダンス目的での使用を認めているカラオケ店は増えてきています。
実際、最近のカラオケボックスは歌を歌うだけの場所ではなくなりつつあるのです。例えば、以下のようなさまざまな用途で利用されています。
- 勉強
- 会議
- 女子会
- 楽器演奏
- 映画鑑賞
- ダンス練習
など
ダンス練習も例に漏れず、ダンスを許可しているカラオケ店やダンス練習がしやすいような大きな部屋を貸し出してくれるカラオケ店もあります。
カラオケボックスは快適な環境や充実した設備が整っているので、ダンスの練習場所として最適です。
カラオケボックスでダンスを練習するメリット6つ
カラオケボックスで、ダンス練習をするイメージが湧かない方も多いかもしれません。しかし、実はカラオケボックスはダンスの練習に最適な条件が多くそろっています。
カラオケボックスでダンス練習をするメリットは、以下の6つです。
- 周りの目を気にせず1人で練習しやすい
- 時間を選ばないで利用できる
- 好きなだけ音楽を流せる
- 快適な環境が整っている
- 練習の合間にカラオケで気分転換できる
ここでは、カラオケボックスでダンス練習をするメリットを1つずつ詳しく解説します。
周りの目を気にせず1人で練習しやすい
ダンス初心者のなかには、自分が踊っている姿を人に見られなくない方もいるでしょう。そんな方には、周りの目を気にせず1人で練習しやすいカラオケボックスが向いています。
カラオケボックスの部屋は完全個室になっているので、黙々と練習に集中ができるでしょう。
また、カラオケボックスの個室は、基本外から部屋の中の様子がハッキリ見えないようになっているので、通行人の目を気にする必要もありません。
店員を呼ばない限り外からの人の出入りもないので、自分だけの世界に入れます。
時間を選ばないで利用できる
カラオケボックスは営業時間が長いので、時間を選ばないでダンス練習ができます。
一方、ダンススタジオを借りる場合は、予約制のため利用時間を厳守しなければいけません。
また、自宅や野外で練習する場合には、ダンスの音と音楽が騒音トラブルの元になるので、早朝や夜間の練習は避ける必要があります。
しかし、カラオケボックスであれば、24時間営業している店舗が多いので時間的な縛りがありません。
時間制限のある場合でも、延長すればその分練習時間を増やすことができるのも魅力です。
好きなだけ音楽を流せる
当たり前ですが、カラオケボックスでは好きなだけ音楽を流すことができます。カラオケの端末には膨大な数の曲が登録されているので、流せない曲はないといっても過言ではありません。
専用の端末に曲名やアーティスト名を入力して検索すれば、簡単に使用したい曲が見つかるでしょう。
また、カラオケボックスは防音設備や音響が整っているので、大音量で思いっきり好きな音楽を流せるのがメリットです。大音量を肌で感じ、気持ち良くダンス練習ができます。
<H3>快適な環境が整っている</H3>
カラオケボックスは快適な環境が整っているので、ダンスの練習場所にもってこいです。
例えば、以下のような好条件がそろっています。
- 天候に左右されない室内
- エアコンなどの空調設備
- 化粧室
- 食べ物・飲み物
カラオケボックスなら、1日ダンス練習をしていても苦になりにくいでしょう。個室なので周りを気にせず、自分のペースで練習に集中できる空間です。
<H3>練習の合間にカラオケで気分転換できる</H3>
ダンスの練習に飽きたり、体力の限界を感じたりしたら、合間にカラオケを楽しんで気分転換ができます。ダンス練習は継続が大事なので、いかに自分のモチベーションを維持できるかがポイントです。
集中が切れたら、カラオケ本来の楽しみ方でリフレッシュするのもよいでしょう。
特に長時間の練習の場合は、挫折しやすいのでメリハリをつけて練習すると効果的です。気分が乗ってきたら、再びダンス練習に戻りましょう。
カラオケボックスでダンス練習をするデメリット4つ
ダンス練習の場所としてメリットの多いカラオケボックスですが、いくつかのデメリットもあります。
カラオケボックスでダンス練習をするデメリットは、以下の4つです。
- コスパが悪い
- 狭い部屋だと思いっきり踊れない
- 監視カメラがある可能性が高い
- ダンス目的での利用を禁止している店舗もある
ここでは、カラオケボックスでダンス練習をするデメリットを1つずつ詳しく解説します。
利用料金のコスパが悪い
カラオケボックスは、コスパがレンタルスタジオよりも悪くなる傾向があります。
どういうことかというと、カラオケボックスは利用人数×時間単価なので、ひとりで利用する場合は同じくらいの価格になりますが、大人数になるほど利用料金が高くなるからです。
店舗によって利用料金は異なりますが、1時間あたり数百円ほどが相場です。
これは、大体少人数で利用するレンタルスタジオと同じくらいです。
当サイトが運営するmonoダンススタジオ大塚もこれくらいの金額になりますね」。
一方、大人数で利用する場合は一気にダンススタジオが有利になります。ダンススタジオを借りる場合、1時間あたり1,000円〜2,000円程度ですが、カラオケボックスを5人で利用したら5000円程度はかかるのが一般的です。
たまに借りる分には問題ありませんが、気軽に普段使いできる金額ではありません。
カラオケボックスの利用は、一人で行う場合に絞ったほうが良いでしょう。
狭い部屋だと思いっきり踊れない
カラオケの部屋のサイズ感は、当日行ってみないとわかりません。そのため、狭い部屋に割り振られてしまう可能性もあります。
カラオケボックスの部屋には、テーブルやイス、機材などがあり、自由に踊れるほどの十分なスペースが確保されていません。
そもそもカラオケボックスはダンス用に設計されているわけではないので、ダンス練習に利用する場合は多少の割り切りが必要です。
カラオケ店によっては部屋の希望を受け付けてくれる場合があるので、店員に広い部屋のリクエストをしてみるとよいでしょう。
監視カメラがある可能性が高い
犯罪対策として、監視カメラを各部屋に設置しているカラオケボックスが多いです。
ダンス目的での使用を許可していないカラオケボックスの場合は、監視カメラでダンス姿をチェックされて店員から注意を受ける可能性があります。
ダンス練習を許可しているカラオケボックスの場合でも、人に見られているのと変わらないため、練習に集中しにくくなってしまうかもしれません。
ダンス目的での利用を禁止している店舗もある
先述のとおり、ダンス目的での利用を禁止しているカラオケボックスもあります。黙っていれば平気だと思って利用しても、監視カメラ越しにばれてしまうでしょう。
注意を受けると、せっかくのダンス練習のモチベーションが下がりかねません。
ダンス練習をスムーズに行えるよう、事前に店舗の公式サイトをチェックするなどして、カラオケ目的以外の利用が可能か確認しておきましょう。
明記されていない場合は、利用当日にあらかじめ店員に確認が必要です。
まとめ【ダンスの練習場所に困ったらカラオケボックスを検討しよう】
この記事では、カラオケボックスでダンス練習をするメリットとデメリットを紹介しました。
カラオケボックスは快適な環境や充実した設備が整っているので、ダンスの練習場所として最適です。人目や時間、騒音などを気にすることなく、思いっきりダンス練習に集中できます。
ただし、スペースが限られている部屋や、監視カメラがついている部屋がある点には注意しましょう。
ダンス目的での使用を禁止しているカラオケボックスもあるので、あらかじめ確認が必要です。とはいえ、デメリットさえ注意すれば、快適に効率良くダンス練習ができます。
ダンスの練習場所に困ったら、ぜひカラオケボックスも選択肢の一つとして活用してみてください。
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